「半径5メートルの野望」を読んだ
あけましておめでとうございます
昨日のうちに
「2017年読んで面白かった本」
というタイトルで記事あげようと思っていたんですが、よくよく考えると面白いと感じた本については逐次感想を書いているので、改めて取り上げるまでもないかなあと考えを改めました。ともあれ今年も読みたい本を読みたいだけ読んで、気が向いた時に感想を書くという昨年と変わらないブログ活用をしていきたいと思っております。
本日元旦。
川端康成の雪国と伊豆の踊り子を読みながら、テレビは垂れ流して(笑神様は突然に、今夜くらべてみましたの特番など)、時間になったら予約してあったお寿司引き取りに行ったりと、悠々と過ごしています。
昨年まで年末年始にまとまった休みなんてとても取れない職種だったので、6日も連休があるなんて恐れ戦くんですけども、せっかくだからこの空白と幸せを享受します。
今年も細々とよろしくお願いします。
読書なんてくそくらえと思っているやつはこれを読め
丹羽宇一郎さんの「死ぬほど読書」という新書の冒頭に、読書の必要性を問う大学生の新聞投書が紹介されてる。読書なんて役に立たない、ただの趣味じゃないかという趣旨で書かれてますが、概ね同意です。読書は趣味です。読みたいやつだけ読めばいい、本なんて。
— 匿名U (@yuu_uu_) 2017年8月27日
2000円の値段がついている本なら、2000円で仕方なく買わされたのではなく、自分から2000円という値段をつけて買ったと思うべきなのです。自分でそれだけの評価をして買ったんだと思えば、熱心に読みたくなるのではないでしょうか。借りるのとは違って、身銭を切って本を手にすることには、そういう重みがあるのだと思います。
ポジティブシンキングを捨てろ!
生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)
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ビジネス書が読めなくなる本
「火花」実写映画を見てきた感想である
なんていうか芸人の世界に限らず芸能界そのものって厳しいものだと思うんです。供給される側からみたら好き勝手に見られるからこそ余計に食い物にされるし。そういう、想像することしか出来ない、表に出ない裏面や背景の一部を提示された気がしました。
いろんな思いでやってるんだよな。いろんなことを。全部を知ることは出来ないんだけど、それでも、片面しか知らないのにそれで知ったような気になって上から物を言う人間が絶えないし、それを気にする人間もまた多いから不毛だよな。と思いました。
そこで大多数のウケだけを狙う努力と、あくまでも自分の基準をクリアした面白さを追求する努力はどちらも尊重すべきだ。目的に反してさえいなければ。
天秤にかけた上で諦めるのは逃げではないと思いたい。
お察しの通り、菅田将暉見たさに観た映画ですが、好きなシーンは木村文乃初登場シーン。可愛くて適度に色っぽくて最高でした。
自分自身がうつになった精神科医の話
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