おひとりさま

毎日読んだ本の感想を書いています。

アラサーにして自分の野心を思い出した話

 

小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法

小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法

 

 

 


読んでいておもったことは、やっぱり私の夢は文章を書くことを仕事にすることだってこと。自分の本を出すこと、それが人の役に立つこと。
そしてゆくゆくはブックカフェを開店して、本好きのお客さんの相手をしながら晩年、好き勝手に本を読んで過ごすこと。(そのためにも、目は大切にしたい。)
直視したくなかった。これが私の夢だ!って自覚したくなかった。だって叶わないから。叶わないと半ば思ってきたから。
この本を読んでたら、もしかしたら叶うかも、信じて行動を起こして、その行動を続けて、信じて、続けて続けて、それを継続していたら、きっと。
そう思わせられちゃうくらい「野心」に溢れてる内容です。

 

 

 

ブロガー・作家として活躍するはあちゅうさんと、ライフスタイルプロデューサーという肩書の村上萌さんの共著です。
おふたりがどんな経緯を通していまに至るのか、学生時代からさかのぼって、割と赤裸々に書かれてます。

 

構成としては、おふたりの学生時代から就職にかけての「自分探し期
いま自分のしていること、選んできたことは正解なのか、色々とやってみる「試行錯誤期
やりたいことを定め、それに向かって邁進する「理想の自分実現期
と大きく3つに分かれています。

 

呼んでいて個人的にぐっときたのは、就職活動について書かれている部分で
もしあの頃にこの本を読んでたら、自分の夢や目標に変なフィルターをかけずに好きなこと出来てたかもなあ、とおもう。
今となっては、あのとき何を考えて葬儀会社に入社したのかわからないし、辞めたい辞めたいと毎日念じつつ結局5年近くも勤めたのか、ほんと定かじゃないです。

 

 

あの時期が無駄だったとは思わないけど、やっぱり好きなこと、やりたいことになりふり構わず向かっていくべきだったよ。若かったもん。きっと「正社員になれるから」「給料いいから」っていう世間体と目先の利益だけで飛びついちゃった。今さらこんなん言っても仕方ないんだけどすこぶる後悔してる。

 

 

作中ではあちゅうさんが言っていることで
かっこ悪いことも率先してやってこそ、誰かの心が動く
という一文があって。
あー。あー。そうだね。そうだよなあ、とおもった。かっこ悪いことから逃げたんだな私は、ってね。親に認められたいから正社員になった。若いのにそんな大変な仕事やってるんだ、って言われたいから葬儀会社に入った。

 

 

実際認められたし、ちやほやもされました。この表現が適切かはわからないけど。
当時23とか24くらいで、しかも女性で、葬儀式とか宗教とかその当たりに関わって知識のある人なんて周りには同期の子たちしかいなかったし。
どこか満たされた気分というか、誇らしい気分でいたよ。
でもそんな時期は長くは続かなかったな。激務の中で友達は減ってやりたいことも見失って、とりあえず毎日毎日飛び込んでくる仕事をこなしてやっつけて。

 

 

こうやって思い返してると、うん、やっぱり人生、やりたいことやるべき。これをしたい!って思える何かがあるなら向き合った方がいい。誰も代わりにやってくれないんだし。責任だってとってくれないけど。

わたしだって遅くないと思ってる。
やりたいことやりたいと思って辞めたんだし、それでもまだ今この瞬間だって迷走してるけど。

 

 

 

あと個人的にもの凄く刺さった箇所があって

 

 

「エッセイやコラムを書きたいと言う人の9割が、特に普段から何かを書いているわけではなく、誰かを紹介しようにも、サンプル原稿も、作品を見られるブログなどもなかったりします。それは『書きたい』のではなくて『書く人だと思われたい』だけではないでしょうか。(中略)何者でもない人ほど、先に場所を欲しがるんです」

 

ここ。いてててー!という感じ。
まさにそう、おっしゃる通り。場所が欲しいんです。書きたいっていう欲はあれど形にはなってなかったり、とりあえず評価が欲しいだけだったり。

 

 

コラムやエッセイを書く人になるためには書くしかない。ただ漫然と書いていても意味はなくて、書きたいことが読み手に伝わるように書く、そして公に目に触れる場所に出す努力、然るべき方向へ発信する努力が必要。
謙遜しすぎず、自作のものを自信もって売り出す努力も必要ですよね。
そこからあわよくば誰かに見初めてもらって……なんていうシンデレラストーリーもまだまだ期待してしまいますが。
まあその辺だって努力の継続がなければ卓上の空論です。

 

 

夢を叶えるための努力って、字面では大層なことにおもえるけど、やろうと思えば今この瞬間からだってできる。
留学したかったらお得なプランを検索するところから始めるとか。
英語覚えたかったらSkype英会話はじめるとか。
起業したかったら関連書を読むとか。
結婚したかったら婚活パーティ行くとか。

 

 

後先考えずとにかくやってみる。
年齢は関係ないな、って今なら思えます。この本を読んだ今なら。